コンピューター科学者、P2Pスプーフィング技術の特許取得

 HotWiredによると、コンピューター科学を専門とする教授と大学院生の2人がピアツーピア・スプーフィング技術の特許を取得したとのこと。
 P2Pネットワーク上で行なわれる違法なファイル交換を阻止する手法として、楽曲の海賊版に見せかけた偽のファイルをネットワーク上に氾濫させる「スプーフィング」とい手法が提案されている。
 要は捏造した偽ファイルを氾濫させる事で、本物(?)の海賊版ファイルを入手困難な状況にしようというわけだ。
 しかし、この方法には弱点がある。Winnyのように個別のファイルに対して捏造警告を設定し、そのようなファイルを大量に送信するノードを通信遮断してしまうシステムには効果がないということだ。
 まぁ、旧Napster系の音楽ファイル交換システムを対象にした手法なんだろうと思うけど。