Winny! Winny! Winny!

minap2004-09-08

 id:sarasaさんとこでのコメントの補足。ネットワークゲームβテストにおける、テスト協力と免責の例。これはクローズドβなので条件キツめ。オープンβの場合はもう少し条件がゆるくなり、テスト項目が提示されず日常操作におけるエラー報告義務程度となる。

(;^_^A アセアセ。技術的なことと法律議論は分けて話してるだけなんですけど、各雑誌の内容は著作権侵害を助長してるように見えますけど、一部の雑誌などでは著作権法の注意事項などが掲載されてますので幇助行為に該当しないのではないか?と思ってます。
(すべての雑誌を見てませんので断言はしません。)

 いやー、その理論を通すのであればWinny作者側の言い分も通すべきではないかと。雑誌編集者の責任追及とは言いませんが、最低限として法人としての雑誌発行者は幇助行為に該当すると考えても良いのではないかと思います。
 言論の自由は主義主張を罰しないとしているわけですから、Winnyの作者がどのような主張をしようともそれは罰せられません。罰するとしたら行為に対してですが、その点から言えば付録の電子記録媒体で著作権侵害を可能とするソフトウェアを意図的に配布。その利用方法を事細かに解説するとともに、「無料のお宝ファイル」や「ぶっこ抜き」などの著作権利物や猥褻な内容のファイルを暗にほのめかす言葉を用いてそのダウンロードを教唆する内容というのは、どう考えても幇助行為に該当すると思うんですけどね。
 その編集方針を了承し、発行と販売を許可した法人は「著作権法違反の幇助行為」に該当しないのですかね? Winny作者が違法行為に利用されているのを熟知していたとするのなら、より情報収集と評価能力が高い雑誌編集部・出版社がそれを知らなかったとは考えられないと思いますけど。
 結局、そこのところが「強気を助け弱気を挫く」として反感を持たれる原因ではないのではないかな。