これはまた香ばしい人が……

 小泉純一郎首相の外交姿勢について「アジア蔑視(べっし)だ。戦前の日本の指導者はアジアを蔑視し、それが中国大陸に侵略した根っこになっていたのに(首相には)第2次大戦の反省はまったくない」と厳しく批判した。

 蔑視とか言っている人が、一番蔑視しているのではないかと。日本を蔑視しているのは当然の事、アジアを蔑視したのが侵略の根拠と主張することはアジアを蔑視する事にならないのだろうか……と詭弁を弄してみる。

 私にはディゾン画伯の、「私達フィリピン人は白人支配の犠牲者ですょ」という言葉が耳について離れない。
  この”疑問符”を取り払ってくれたのは、地元通訳のマリオ・ピネダ氏(73)の証言だった。
 「かつて日本の統治を受けた台湾や韓国を見てください。立派に経済的な繁栄を遂げているでしょう。これは日本が統治下で施した”教育”の成果です。・・・・ですが、アメリカの統治を受けたフィリピンでは、自分たちでモノを作ることを学ぱせてもらえなかった。人々は鉛筆すら作ることができなかったのですよ。アメリカが自分達の作ったものを一方的にフィリピンに売りつけてきたからでした」

 世の中にはこういう話もある。欧米人は完全にアジア人を蔑視しており、日本人は少なくとも欧米人ほど悪くはなかったという話だ。まぁ、欧米人に関してはアフリカでやってた事を考えれば今更どうこう言うもんでもないしね。(w
 まぁ、真実は自分で見つければ良いことさ……とりあえず口先だけの連中は疑ってかかるべきだね。先入観とか断片的な情報だけで語っている場合も多いから。