Antinny対策のセキュリティアップは可能だが……実施できない

 ファイル交換ソフトWinnyウィニー)」開発で映像データなどの違法コピーを助長したとして、著作権法違反のほう助罪に問われた元東京大助手、金子勇被告(35)=東京都=の第17回公判が5日、京都地裁(氷室眞裁判長)であった。金子被告は、府警と京都地検に対して著作権侵害をまん延させる意図や、法律違反のほう助を認めた形になっている書面について「刑事や検事が勝手に書いた作文」などと述べ、真実ではないと主張した。
 弁護側の質問で、金子被告は「自分が言っていないことについて、修正を求めたが直されなかった」などと述べ、署名したことについては「警察に協力するつもりだったので、機械的に押した」などと説明した。
 また、金子被告は現在、問題のあるファイル流出を管理する技術の特許を出願中だと明らかにした。一方、ウィニーでのウイルス感染による個人情報の流出問題については「ウィニーに少し手を加えるだけで防止できるが、警察との約束で改善できない」などと述べた。

 まぁ、普通はセキュリティアップデートだわなー。でもそれを阻止しているのは警察が書かせた誓約書なわけで、ユーザが使い続ける一方でセキュリティ対策はできないというジレンマ。
 京都府警ってば、自分で自分の首を絞めてたわけか?(w;