統計の詐術
いやー、素晴らしい！ ここまで元データを曲解できるもんなんだな。
まぁ、彼らの場合は他人のふんどしではなく、自分とこでとったとしても設定される設問が詐欺だったりするわけだが。
アメリカにおいて保険機構と大企業以外は、概ね70％以上がそれなりに信頼の置ける組織なわけだ……って、当たり前だろうが。この理論なら軍は92％、大統領は71％の信頼度があるってわけで、メディアと同程度かソレ以上なわけだな。大統領が支持率以上に信頼されてますがな。（ｗ
2005年11月の最新データでは大統領支持率は37％なわけで、当時なら「かなり」までの44％ぐらいになるんじゃないかな。で、これをメディアの結果に準用すると……。
テレビニュース：支持 28％、不支持 72％
新聞 ：支持 28％、不支持 72％
……どう見ても結果が逆です。ありがとうございました。
両方とも大半が「多少」で評価されているので、支持率に引き直せば予想されるのはやっぱりこの程度ではないかと。テレビなんか、イラク戦争中にブッシュ寄りの報道ばかりでキモイって言われて、かなり信用落としたハズなんだけどな。自らを擁護するには、それすらも関係ないってわけか？
＜追記＞
- 総日総合研究所：溜池通信 Vol.289（PDFです）
2005年5月期のブッシュ大統領支持率は46〜50％だったらしい。なので上記の結果よりは多少かさ上げされるかもしれませんが、それでも+5％程度がいいところじゃないかな？
