コバルトとソノラマとワタシ

 何だかリンクが貼られていたようなんで、思い出したことを書いてみる。
 私は発展期のスニーカー文庫から入ったクチなんだけど、実は黎明期の作品も結構読んでいたりする。流行廃りの激しい文庫本業界なんで、もう10年も前の作品なんか手に入らないのが普通なんだが……この手の本、意外と公立図書館のヤングコーナー(死語)に置いてあったりしたわけだ。
 ちょうどこの頃は公立図書館の姿勢に変化が見られた時代で、コミックや若者向け書籍の増強と、CD等のメディアの扱いが始まった時代にあたる。どうやらその初期の頃の活動として、ソノラマ文庫コバルト文庫が一定量購入されたらしく、例えば「ジャパネスク」なんかはある程度揃っているという状況だった。
 そんなわけで貧乏で活字好きだった私は、学校帰りに図書館へ寄って黎明期ラノベを借りてくるという状況にはまっていた。そんなんで意外と読んでるんだけど、初期のソノラマはすごかったぞ。作中で普通にエロやってたからな。(w
 ……とはいっても、これなんてエロゲ?な「ROOM NO.1301―おとなりさんはアーティスティック!? (富士見ミステリー文庫)」+αぐらいなもんなんだけど。普通に進んでたSF話の最終巻でいきなり出てきたわけで、当時リア厨だった私には衝撃的な出来事だった。
 まぁ……そんなわけで、もしかすると今でも公立図書館のヤングコーナーの片隅には、これらの本が残存している可能性はあるな。もっとも、耐久力が低いので既に除籍されている可能性も高いわけだけどね。
 とか書いてたら、興味深い日記がおとなりになっていた。早速RSSに登録しよっと♪