海王丸が帰ってきたそうです

 世界最大級の帆船で、優美な姿が「海の貴婦人」とも呼ばれる海王丸だが、船体のあちこちに溶接の跡を残す痛々しい姿となり、午前8時半ごろ、東京湾浦賀水道航路を通過。訓練所の関係者らが心配そうに見守る中、タグボート2隻にひかれ、同11時半ごろ、雨に煙る横浜港内のドックに接岸した。年内の完全修復を目指すという。

 結局、回収と母港まで曳航するための応急修理とで半年もかかってしまったわけか。しかも応急修理でしかないので、痛々しいお姿になっているそうです。嗚呼、おいたわしや……。